春のドライブやお出かけに、和歌山がおすすめです。その中でも特に和歌山市は大阪からのアクセスもよく、週末の日帰り観光に適しています。「今週はどこに行こう?」「関西で楽しめる場所はないかな?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、カップルや夫婦、家族でのお出かけにおすすめの和歌山市の観光スポットを紹介します。私が実際に訪れた際の、観光スケジュールや感想も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
春の和歌山市観光におすすめのスポット5選!
和歌山には観光地がたくさんありますが、四季によって楽しめる場所が異なります。それぞれの季節に合った観光地を選べば、より一層お出かけが楽しくなるでしょう。
ここではまず、春の和歌山市観光におすすめのスポットを5つ紹介します。
和歌山城
和歌山城は日本の和歌山市にある歴史的な城です。この城は日本の南部に位置し、海に近い丘の上に建てられています。和歌山城は紀州藩の城として知られており、その歴史は古く、16世紀に遡ります。戦国時代から幕末にかけて、多くの歴史的な出来事や有名な人物がこの城と関わってきました。
和歌山城の特徴の一つは、その美しい景観です。城の周囲には美しい庭園や見事な景色が広がっており、特に桜の季節には多くの観光客が訪れます。また、城内部には歴史的な建造物や展示物があり、城の歴史や紀州藩の文化について学ぶことができます。
和歌山城は日本の歴史や文化に触れる素晴らしい場所であり、観光客にとっても魅力的なスポットです。お城の横にある庭園では、春の時期になるとフリーマーケットが開催されます。洋服や雑貨、果物などが売られているため、ふらりと立ち寄っても楽しめるでしょう。
住所 | 和歌山県和歌山市一番丁3 |
営業時間 | 9:00〜17:30(入館受付は17:00まで)※12月29日~12月31日は閉館 |
料金 | 大人410円、小人200円(小・中学生) |
アクセス | ・電車:南海「和歌山市」駅より徒歩約10分
・車:阪和自動車道「和歌山」ICより約15分 |
駐車場 | あり(合計776台)、60分以内無料 |
公式サイト | http://wakayamajo.jp/index.html |
マリンパーク磯の浦
マリンパーク磯の浦は和歌山県和歌山市にある海洋レジャー施設です。マリンパーク磯の浦では、夏には海水浴や泳ぎ、シーカヤック、ウインドサーフィンなどのマリンスポーツが楽しめます。また、プールエリアでは家族で楽しめるプールやウォータースライダーなどもあるため、1日中過ごせるでしょう。
さらに、キャンプ場やBBQエリアがあり、自然の中でアウトドアを楽しむことも可能です。施設内にはレストランや売店もあり、食事やドリンクの提供もされています。
ビーチサイドはきれいに整備されており、家族連れでも安心です。春や初夏の「海やプールに入るにはまだ早い」と思うような時期でも、家族や友人とのリラックスした時間を過ごすことができます。
住所 | 和歌山県和歌山市磯の浦 |
営業時間 | 8:00〜17:00 |
料金 | 無料 |
アクセス | ・電車:加太線「磯ノ浦駅」から徒歩1分
・車:阪和自動車道和歌山北ICから県道7号線を西へ、和歌山ICからは国道24号県道7号線を西へ |
駐車場 | あり(合計1500台)、1日1000円 |
公式サイト | https://www.isonoura-w.jp/ |
淡嶋神社
出典:淡嶋神社公式サイト
淡嶋神社(あわしまじんじゃ)は和歌山県和歌山市にある神社で、「薬の神様」と称される少彦名命(すくなひこなのみこと)が御祭神として祀られています。淡嶋神社は、女性の病気回復や安産・子授けなどのご縁があることでも有名です。
ひな祭りの時期には、神社の境内にひな人形がびっしりと並べられた幻想的な世界を楽しめます。伝統行事である雛流しも一見の価値ありです。淡嶋神社の周辺には、美しい景色や観光スポットも多くあるため、お参りも観光も両方楽しみたいと考えている方に適しています。
住所 | 和歌山県和歌山市加太118 |
営業時間 | 9:00~17:00(宝物殿は16:00まで) |
料金 | 宝物殿 大人300円 小人200円 |
アクセス | ・電車:南海電鉄「加太駅」より徒歩約20分
・車:加太駅から淡嶋神社方面へ徒歩で約20分 |
駐車場 | - |
公式サイト | https://www.kada.jp/awashima/ |
ポルトヨーロッパ
ルトヨーロッパは和歌山市にあるテーマパークで、ヨーロッパの雰囲気を楽しめる人気の観光スポットです。このテーマパークは、日本とヨーロッパの文化や建築を融合させた施設で、ヨーロッパの街並みや風景を再現しています。
ポルトヨーロッパには、イタリアやフランス、スペインなどのヨーロッパ各地の建造物や庭園があり、訪れる人々に異国情緒あふれる雰囲気を提供しています。散策やショッピング、レストランでの食事など、様々な楽しみ方ができるでしょう。
また、ポルトヨーロッパでは季節によって様々なイベントも開催されます。クリスマスやハロウィンなどの季節イベントや、ヨーロッパ各国の祭りをテーマにしたイベントなどがあり、家族や友人と楽しむことができます。
住所 | 和歌山県和歌山市毛見1527 |
営業時間 | 平日11:00~16:00、土日祝10:00~17:00※季節により異なる |
料金 | 入園無料※乗り物に乗る際はチケットが必要 |
アクセス | ・電車:JR「海南」駅より和歌山バスで約15分「マリーナシティ」停留所よりすぐ
・車:阪和自動車道「海南」ICより約20分 |
駐車場 | あり(約3500台、和歌山マリーナシティ(第1・第2)駐車場)、1日1500円 |
公式サイト | https://www.marinacity.com/porto/ |
友ヶ島
出典:和歌山県公式観光サイト
友ヶ島(ともがしま)は、和歌山県の南紀白浜町にある島で、紀淡海峡に浮かぶ4島、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島を総称した名称です。黒船来航の頃より、大阪湾を守る要衝とされてき熊野古道の一部である熊野那智大社への参拝地として知られています。友ヶ島は、その美しい自然景観や古代の遺跡、そして独特の霊峰として観光客に人気があります。
島には古くから神聖な場所として崇められ、熊野信仰の拠点として重要視されてきました。レンガ造りの要塞は天空の城ラピュタに出てきそうな幻想的な雰囲気があり、観光客からも人気の高いスポットです。
また、ハイキングやトレッキングを楽しむ人々にとっても魅力的な場所です。自然の中で穏やかな時間を過ごしながら、歴史と文化を感じることができるでしょう。
住所 | 和歌山県和歌山市 |
営業時間 | - |
料金 | 友ヶ島汽船 大人(往復)2,200円、子ども(往復)1,100円※幼児無料 |
アクセス | 和歌山・加太港より友ヶ島汽船で約20分 |
公式サイト | https://www.wakayama-kanko.or.jp/spots/8/ |
和歌山で有名な食べ物は?
せっかく和歌山に行くならグルメも楽しみたいと考えている方は多いでしょう。和歌山には美味しい食べ物がたくさんあります。一例は以下の通りです。
和歌山の名産品やご飯
- 和歌山ラーメン
- 梅干し
- 柿の葉寿司
- はめり寿司
- みかん
温かい気候と海に面した地形が特徴の和歌山では、海産物や果物も豊富に収穫されています。何を食べても新鮮でおいしいので、海鮮丼を食べたり、フルーツ狩りに行ってみたりしても楽しめるでしょう。
和歌山の観光地の巡り方は?当日のタイムスケジュール
観光の行程を決める際は、「どこなら楽しめるかな」「どの順番で回ればスムーズかな…」などと悩むこともありますよね。
その時のタイムスケジュールを紹介するので、デートや観光の参考にしてみてください。
8時~9時│和歌山に向けて出発
まずはレンタカーを借りて、和歌山方面に向けて出発します!レンタカーを借りる際は事前にネットで予約しておく必要があるため、忘れないようにしましょう。予約時間に受付にいき、注意事項の説明などを受けて車の鍵をお借りします。車の傷やへこみがないか、自分でもチェックしておくことが大切です。
なお、出発時間は関西方面から和歌山に行く際のドライブを想定していますが、中国地方や四国、東海などから行く場合はもう少し出発時間が早めの方が安心でしょう。
11時│海の見えるカフェでランチ
私が行ったのは磯の浦海岸の目の前にあるカフェ「Gluck(グリュック)」です(※uの上に2つの点)。1回は海の家のようになっていて、2回にカフェがあります。
テラス席からは正面に海が見えるようになっていて、最高の景色です。のんびりと時間を過ごしたい方、きれいな海に癒されたい方に適しています。
ランチ料金は1,000円前後です。タコライスやリブのプレート以外に、ホットドッグなどの軽食メニューもありました。比較的低価格でボリューム感もあるため、男性でもお腹いっぱい食事を堪能できます。
テラス席はハイチェアになっており、カップルや友達同士での使用におすすめです。店内にはテーブル席もあるため、ファミリーでも安心して食事できます。
12時│磯の浦ビーチ
カフェの目の前でリラックスタイムを楽しめます。春の時期は海水浴のお客さんがいないため、混雑もありません。ヤシの木が生えており、所々に木陰もあります。テントを持参すれば日差しや風を避けられるため、長時間の滞在も可能でしょう。
砂浜は比較的白くきれいなので、何もせずただ日光浴を楽しむだけでもリフレッシュになります。
13時│和歌山城
和歌山城についたら、まずは駐車場をさがします。和歌山城の周りにはいくつか駐車場があり、入口に最も近い駐車場は混雑することもあります。庭園側の駐車場や道路を渡ったところにある駐車場を利用しましょう。
道なりに進んでいくと、和歌山城の天守閣が見えてきます。ここが一番の撮影スポットです。春の時期は桜も咲くため、写真が映えます。受付でチケットを購入して、中に入りましょう。
和歌山城は天守閣が残っており、和歌山の景色を一望できます。また、城内は展示場のようになっているため、日本の歴史を学ぶことも可能です。
15時│花山温泉
和歌山市には温泉も多数あります。その中でも花山温泉が特におすすめです。超高濃度の天然炭酸泉となっており、疲労回復効果を期待できます。
鍾乳洞のように浴槽にミネラル成分や鉄分がひだを作っている様子がおもしろく、見た目にも効果を実感できるような感覚があります。
露天風呂やサウナはありますが、スーパー銭湯のようにお風呂の種類が豊富というわけではありません。そのため、どちらかと言えばファミリー層よりもカップルやご夫婦など、落ち着いて入浴をしたい方に適しています。
17時│帰路につく
1~2時間程温泉でゆったりして、17時には帰路につきます。
17時頃に現地出発を目指せば、途中で夕飯を食べて帰ることも可能です。和歌山の美味しいグルメをまだまだ堪能したいという時は、和歌山ラーメンや海鮮丼などを食べてみてはいかがでしょうか。
和歌山の観光地に行く際の注意点やポイント
和歌山には魅力的な観光地がたくさんあります。観光を100倍楽しむためのポイントは以下の3つです。
ココがポイント
- 駐車場の有無を調べておく
- 和歌山は広いためエリアごとに観光を楽しむ
- 雨の場合の代替案を用意しておく
和歌山県は広く、観光地の場所も離れています。エリアが点々としていると移動に時間を取られてしまい観光に時間をかけにくくなるでしょう。そのため、「今回は和歌山市で遊ぼう」「夏は白浜に行こう」といったように、エリアを絞って観光の計画を立てるのがおすすめです。
また、屋外のレジャースポットや観光地が多いため、雨の場合の代替案も事前に考えておきましょう。例えば、水族館や黒潮市場などは屋根があるため雨の日でも楽しめます。
なお、自家用車やレンタカーで和歌山を巡る際は、各施設の駐車場情報を事前にリサーチしておくことが大切です。「車が留められなくて、ランチの時間に間に合わなかった」「駐車場が空くのを待っていて時間が潰れてしまった」といった事態が発生するのを防止できます。
まとめ
和歌山市は、大阪からのアクセスがよく魅力的な観光スポットも豊富です。カップルやご夫婦、ファミリーなど幅広い層の方が楽しめます。春の和歌山市のおすすめ観光スポットを紹介した今回の記事も、ぜひ参考にしてみてください。