大阪や京都、兵庫など、関西方面に住んでいる方の多くは、海外旅行の際に関西国際空港を利用することが多いのではないでしょうか。
今回は、関空からロンドンまでアシアナ航空を利用した場合の料金や乗り心地を紹介します。
「コロナが終わったから早く海外旅行に行きたい」「できれば遠方、ヨーロッパ方面に行きたい」と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
飛行機にのるまでの手続き
飛行機になるまでの移動方法や手続きの内容を紹介します。
まずは関西国際空港へ移動しよう
関西国際空港は大阪の大阪湾内泉州沖にある空港です。24時間営業しており、国内でも最大級の大きさを誇ります。
大阪で最も大きい大阪・梅田駅から空港までの行き方は以下の通りです。
- 電車
- バス
- タクシー
電車の場合「JR」「地下鉄」「南海電車」の3つの方法から選択することになります。関空快速に乗れば乗り換えの必要がなく便利です。
ちなみに、関西国際空港で国際線であるアシアナ航空に乗る際は、ターミナル1に向かいます。
全ての国際線とLCCを除く国内線がターミナル1から発着するため、ほとんどの方がターミナル1を目指すことになるでしょう。
なお、国際線に乗る際は遅くとも2時間前、混雑する時期は3時間前には到着しておけるようにする必要があります。
チェックインが行列になると時間がかかり、荷物検査や搭乗口までの移動にかけられる時間がなくなる恐れがあるためです。
チェックインと保安検査
チェックインが可能な時間になったら、カウンターに並びます。航空会社ごとにチェックインカウンターが異なるため、ロビーにあるボードで事前にチェックしておきましょう。
チェックインカウンターでは、パスポートとeチケットなどを提出します。スタッフの方が確認しながら航空券を出してくれるため、受け取ったら大事に保管しましょう。
また、本人確認等が済むと、荷物の預け入れを行います。スーツケースをベルトコンベアの上に乗せ、重量を測ります。既定の重さ以下であれば、タグが付けられチェックインは完了です。
その後は、セキュリティチェックへと進みます。
ベルトやアクセサリーなどの金属製品はあらかじめ外しておくとスムーズです。
GWや年末年始などは行列になることもあるため、チェックインが済んだら早めに保安検査を終わらせておきましょう。
韓国経由でロンドンへ!乗り心地や機内食
韓国からロンドンへの乗り継ぎ方法を紹介します。機内食や乗り心地など素直な感想も記録しますので、ぜひ参考にしてみてください。
関空からインチョンまでの飛行機内
飛行機に乗るとおよそ2時間程度で韓国のインチョン空港に到着します。
離陸から30分程度すると飛行機が安定するため、その後すぐに機内食が提供されました。
到着までの時間が短いからか、機内食は軽食に近いものが出されます。メニューを選択する必要もありません。
その後飲み物が出されて、食べ物の容器が回収されます。機内に映画を観られるモニターなどはないためスマホにダウンロードしておくか、音楽を聴くなどして時間を過ごすことをおすすめします。
韓国での乗り継ぎ方
飛行機に乗るとおよそ1時間程度で韓国のインチョン空港に到着します。「Transfer(乗り継ぎ)」と記載のある看板にしたがって歩いていきましょう。
手荷物の簡易検査のようなものが行われるため、出発前の検査と同じように、「電化製品」「液体物」「バッテリー」などを外に出し、コートやブーツは抜いてセキュリティチェックを受けます。
検査が終わると出発ロビーに出られるようになっています。インチョン空港の出発ロビーはとても大きいため、免税店で買い物をしたり、ご飯を食べたりしながらゆったりと過ごすことが可能です。
次の飛行機の時間と搭乗ゲートの番号を確認しておきましょう。
韓国からロンドンへ
韓国からロンドンへ移動します。ウクライナ問題があり、迂回しなければならないため通常10~12時間で行ける距離ですが、14時間くらいかかります。長旅の準備をしておきましょう。私が乗ったのは3-4-3のシートでした。
飛行機に乗ると、ブランケットやヘッドホン、アイマスク、スリッパなどがセットになっておかれていました。
シートに座った感想は「普通のエコノミークラス」という感じです。正直、快適さはありません!(笑)
ひとり一つ使える充電コンセントがあったり、映画も比較的新しいものを見られたりしたため特に不満はありません!
ただ、日本語音声や日本語字幕で見られるものは限られるため、日本語で映画やドラマを楽しみたい方は、スマホやタブレットにダウンロードしてきておくとよいでしょう。
離陸から1時間半後:一度目の食事
出発してから1時間半後に一度目の食事があります。この日は「ビビンバ」と「プルコギ」から選択できました。私は辛いのが苦手なため、迷わずプルコギを選択。普通においしかったです。
親しみのある「アジアの味」を楽しめるのも今だけ。と思う方はやはり多いようで、洋風メニューよりもアジア系の味付けのメニューの方が人気があります。
食後は映画をみたり、寝たり思い思いに過ごします。機内は冷えるため、厚手の靴下や長ズボン、ウルトラライトダウンなどを持っておくと安心です。
到着の6時間前:2度目の食事
少し早いですが、到着の6時間前くらいに2度目の食事が配膳されます。
このときは洋風のブランチメニューのような感じのものが出されました。普通に美味しかったと思います。
その後また、思い思いに過ごします。
到着の1時間半前:3度目の食事
到着1時間半前に、軽食がだされます。このときはピザのようなものでした!体内時計としては朝食であっているのですが、現地時間だと晩御飯になります。
2回しか食事が出されないと思っていたので、3回目のごはんがあるのはありがたかったです。
入国審査は自動ゲートへ
日本国籍のパスポートを持っている方は、自動ゲートでの入国が可能です。「UK Border」と記載されているところに向かいましょう。現地のイギリス人に混ざって入国できます。
国旗が記載された案内板も出ているので、案内に従って流れていけばたどり着けるでしょう。
自動ゲートでは、パスポートかざし顔認証をクリアしたら入国用の扉が開きます。スタンプが欲しい人は、自動ゲートではない、有人カウンターのほうに並びましょう。
最期に、荷物を受け取り空港を出発します!
14時間の長旅は結構疲れます。飛行機で寝ると到着してから眠れなくなる可能性があるため、気を付けましょう。
なお、日本から韓国に行く飛行機はもちろん、イギリス-韓国間の飛行機でも簡単な日本語なら対応できる搭乗員さんがいらっしゃいました!
「水ください」などやり取りであれば、日本語でもできると思います。