いざ、留学やワーキングホリデーに行こう!と決めた時、学校選びという壁が立ちはだかります。学校は慎重に行いたいですよね。今回はオーストラリアの語学学校についてご説明致します!
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語学学校に入学するためにはどうしたら良いんだろう…?
散々悩んでいざ、留学やワーホリに行くと覚悟を決めたのに、まだ、決めなければならないことは山ほどあります。
留学でカレッジに入るにも、ワーホリで仕事をするにも、まずは語学学校に通うことから始まります。なぜなら、現地での生活を始めるには英語力を上げる絶対的な必要があるからです。
語学学校の種類
語学学校には様々なコースがあり、自分の目的に合わせて学校やコースを選ぶことができます。
一般英語コース
英語を学ぶコースです。英会話教室のような感じで、文法や単語を学んだり会話の練習を行います。入学時にレベル分けテストがあり、自分のレベルに合った授業をうけることができます。コースの種類は、初心者コースから初級、初中級、中級、上級、最上級コースまで。生活で使う英語を身に付けたい人や、英語力を上げたい人にオススメのコースです。
進学準備コース
大学や専門学校に進学するために、英語をさらに磨いていくコース。進学後に困らないように勉強を進めていく必要があります。講義のノートの取り方やレポートの書き方など進学後に使える実践的なスキルも身につけることができます。
検定対策コース
TOEIC、IELTS、ケンブリッジなどの検定対策コース。テスト対策や模擬試験を行い、検定で高得点を得るために勉強をしていきます。誰でも入学できるわけではなく、英語力が中級以上でないと検定対策コースに入学出来ません。検定対策コースを希望する場合は、まず一般英語コースで英語力を上げてから、入学するようにしましょう。
ビジネス英語コース
ビジネスシーンで使う英語を学ぶことが出来ます。日本でも、一般的な日常と仕事で使う言葉が違うように、英語でも仕事のときに使うべき言葉使いや言い回し、良く使われる表現があります。ビジネス英語コースは、仕事上英語が必要不可欠な人に人気のコースです。
おけいこコース
オーストラリアではバリスタという、カフェで働くための資格がもらえるコースが人気です。おけいこコースは種類が豊富で、学校によってコースが違うのも特徴。J-shine資格取得コースやボランティアコース、親子留学コースなどもあります。インターンシップコースは大学生からも人気です。
語学学校に通える期間
語学学校に通える期間はビザの種類によって異なります。学生ビザは、特に期限がありません。学校に通う期間に合わせてビザの期間も変わります。ワーキングホリデーは、オーストラリアでは4ヶ月まで通うことが可能。おけいこ留学は元々コースの長さが決まっていますが、基本的には1週間〜1ヶ月など短いものが多いです。
ビザの種類
ビザには大きく分けて4種類あります。
学生ビザ
大学や語学学校など、教育機関に長期で入学する人のためのビザ。週25時間以上の、フルタイムでの受講が条件とされています。入学後は、出席率80%以上が必須となります。
申請料金:620ドル
申請時期:コース開始の4ヶ月以上前から受付可能
申請時に必要なもの:パスポート、入学許可書番号、OSHC、クレジットカード
ビザの有効期限は学校に通う期間が10ヶ月以下ならコース終了から1ヶ月後まで、10ヶ月以上ならコース終了から2ヶ月間、オーストラリアへの滞在が有効です。
申請は自分でも出来ますが、エージェントに依頼して行うことが多いです。
ワーキングホリデービザ
現地で学校に通ったり、仕事をしたりできるビザ。学校は最大4ヶ月まで通うことができます。就労時間に制限がないので、社会人から人気のビザです。
申請料金:450ドル
申請時期:いつでも可能
申請に必要なもの:パスポート、クレジットカード
ビザの有効期限は1年間となっています。
エージェントで申請することも可能ですが、自分でも簡単に申請することができます。
観光ビザ
観光を目的として入国する際にもビザが必要です。オーストラリアの観光はETASと呼ばれ、インターネットから簡単に申請することができます。
申請料金:20ドル
申請時期:前日まで
申請に必要なもの:パスポート、メールアドレス、クレジットカード
空港でビザの有無を問われることもありますので、番号が送られてきたら印刷するかページをスクリーンショットして残しておきましょう。
その他
ビザは上記のほかにもたくさんの種類があります。例えば、ビジネスビザやパートナービザ、永住ビザなどです。英語を学びに行く場合は、ほとんど関わりのないものですが、いずれ長期でオーストラリアに滞在するのであれば必要となる可能性があります。
語学学校の選び方
どの学校に行くかで、出会う人も違う、得られるものも違う、そうなれば、その後の人生も大きく変わってきます。短い留学生活、それでも学校選びは慎重に行いましょう。
立地が良い
都市にある方が良いとまでは言いませんが、せっかくなら都市部の学校がオススメ。通いやすくなければ、休んだり遅刻しがちになる可能性があります。せっかく留学するなら、しっかり通ってたくさんのことを学びましょう!
都市部の学校は人が集まりやすく、色んな人がいるのもオススメポイントの一つ。友達を作りやすく、色んな文化を学ぶことができます。
また学校の友達とどこかに出かけるにも、立地が良いと気軽に出かけられます。英語は友達を作って会話することが大切です。学校帰りに友達とご飯に行ったり遊びに出かけることも非常に多いので、都市部の学校がオススメです。
留学生の国籍割合が良い
日本人が多いと留学している意味がない、せっかくなら外国の友達が欲しいと考えている人も少なくないでしょう。ヨーロピアンが多い学校、ブラジルなどの南米系が多い学校、アジア系が多い学校など、留学の国籍割合は学校によって違います。学校のパンフレットやホームページに割合を発表している学校が多いので確認しておきましょう。
行きたいコースがある
学びたい内容、通える期間などは人によって異なりますよね。学校ごとにコースも期間も違いますので自分の希望に合った学校を選ぶことは重要です。一般英語のコースや検定対策コースは殆どの学校にあります。
アクティビティがある
語学学校ではアクティビティを行なっているところが多いです。アクティビティが充実していると、イベントを通して友達が作りやすくなるためオススメです。プライベートではなかなか出来ないようなこともできますよ。アクティビティの内容としては、映画鑑賞やヨガ、テニス、クラブイベント、観光など様々なものがあります。学校によって違うので、内容は入学してからのお楽しみに!
学生寮やホームステイがある
学校が学生寮を持っている場合もあります。ヨーロピアンや南米系の学生が学生寮を使うことが多いので外国の友達が欲しい人にオススメ。また、ホームステイよりも気を使わずに生活することが出来ますし、住んでいる人は同じ学校の学生なので安心安全。何か困ったことがあれば学校に相談するだけでOKなので、シェアハウスに住むより気軽です。