今回は留学やワーホリでカナダに住むなら、知っておきたい「シェアハウス」について、解説していきたいと思います!
カナダのシェアハウスはカナダならではの特徴があります。入居後のトラブルを避けるためにも、事前にしっかりと理解しておきたいところですよね(^^)
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シェアハウスの特徴は?
一軒家がほとんど
地域によって差はあるものの、マンションタイプのお家は非常に少ないです。カナダでシェアハウスに住むなら、基本的には一軒家をシェアする形になります。
1軒で4〜5人程度住める家が多くなっています。
基本は1人部屋
1部屋を数人で一緒に使う「シェアルーム」は殆どなく、1人部屋が基本。カナダは、留学生やビジネスビザで滞在している真面目な日本人が多いので、しっかりプライベートを確保出来るようになっています。
トイレやバス、キッチンは共用です。
ベースメント(地下室)も多い
カナダでは殆ど全ての家で、「ベースメント」と呼ばれる、地下室を持っています。
地下室というと「コンクリート丸出しの無機質なイメージ」ですが、人が住めるよう綺麗に内装されています。
ベースメントにはキッチンやトイレ・バスも付いていますし、地上の階より安価な値段設定も魅力的です。
カップルや友達同士で借りる人にオススメ!
契約期間が長い
オーストラリアでは最短1ヶ月程度でもOK!というお家も多いですが、カナダは比較的長く6ヶ月〜1年契約というところもあります。
なかなか出にくいので、お家選びは慎重にしたいですね。
月初が入居日になることが多い
留学生やビジネスビザでの滞在者が多いので、月初から入居、月末に退居というお家が多いです。月の途中に入国すると、次の月初までゲストハウスやホテルなど、自力でどこかに滞在しなければならなくなることも。
計画的に入国するように、気をつけましょう!
契約までの流れは?
まずは探そう!
インターネットで探すのが基本。
- Kijiji(現地サイト)
- emaple(日本人向けサイト)
から検索できます!
連絡をして見学をしよう!
オーナーの連絡先が出ていますので、連絡をとって、お家の見学をしましょう。
お家を案内してくれたり、ハウスルールを教えてくれたりして、15〜30分くらいで終了します!
特に持ち物はないですが、その場で即決・入居予約したい時のために、ボンドという保証金(日本で言う敷金)を渡せるよう持っていくのがオススメです!
契約成立
その場で決めるか、当日中には連絡を取りましょう。入居しない場合も、お礼を兼ねて一報入れるようにしたいですね!
費用はいくらくらい?
入居にかかる費用は、2種類あります。
- レント(家賃)
- ボンド(敷金・保証金)
ボンドは入居の時に1回だけかかるもので、レントは毎月支払うものになります。
都市や部屋の大きさによって費用が異なりますが、目安としては以下のようになります。
- レントは700ドル〜1000ドル程度
- ボンドはレントの1ヶ月分くらい
確認すべきポイント
見学の時に、チェックすべきポイントがいくつかあります。良い家を見つけるために、確認しておきましょう!
- レントは光熱費込みの値段か
カナダは冬が厳しく非常に寒いため、半年以上の間、毎日床暖房が入ります。光熱費が別だと余計にお金がかかってしまうので込みのお家がオススメです!
- 虫やネズミは出るか
カナダは新築の家が少なく、昔からあるお家をリフォームして住むパターンが殆ど。日本では主流ではないですよね!
リフォームされていれば大丈夫だと思いますが、古いままのお家だと害虫がいる可能性もあるので、見学の際によくチェックして下さいね。
- 駅やバス停からの距離
日本に比べ街灯が少なく、夜や朝は結構暗くなるので、立地は大切。特に女性1人で住む場合は尚更です。電車だけでなく、バスやストリートカーも遅くまで動いているので、その沿線もオススメ。
- シェアメイトの雰囲気
家によっては、同じ家に住んでいても全く会わない・話さない場合もあるそうです。せっかくなら雰囲気のいいところがいいですよね!
あと、ハウスオーナーの決まり事が多すぎ&厳しすぎてトラブルに発展するケースもあります。人柄を見極めましょう!
実際に住んでみた感想!
私は実際に、1年間カナダに住んでいました!私はベースメントの部屋で、トイレ・バス・キッチンが付いた1LDK、レントは1000ドル程。
リフォームしたばかりで綺麗だったので、虫やネズミなども出ることがなくとっても快適でした!
ベースメントは光が入らず憂鬱な気分になりやすい環境なので、1人で住むより、友達やパートナーとシェアすることをオススメします!
私の家の場合は、ハウスオーナーは全く干渉してこなかった上、何かあればすぐに対応してくれたので凄く良かったです◎
オーストラリアでは、「たくさんの人と同じ家に住んで、友達を増やしていくスタイル」が基本でしたが、カナダは日本と同じで「家はプライベートの空間」という認識のようです。
カナダは基本的に、勉強や仕事に励む人にオススメの国かも知れませんね!
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